泣く
泣くは子供の仕事とはよく言ったもんだ。
お母さんがゲーム終わりの時間だよ、やーめ。と言って子供から取り上げた。
子供は、すこしの間があった後に顔がだんだん歪んできて、ううえぇぇんと泣き出した。足をだんだんしながら。
場所も時間もはばからずに。
ほっこりした。
つな缶
揺れる電車内
大学の帰りにむしょうに遠回りしたくなる時がある。遠回りできない一直線の電車で帰れるから、せめてもの抵抗で各駅停車で帰ってみる。
一駅ごとにあく扉から寒風が吹きこみ、足が冷える。
日が傾いて、ちょうど眩しい。
一列の電車に一人くらいしか座っていない。
通過する公園には誰もいない。
こんなときに一瞬だけ将来の夢とか、心配とか、レポートの締め切りとか、今日の夕飯とか、一切の思考が真っ白くなる。
目の前の通過する出来事しか頭に入ってこなくなる。
多分、いつも私たちは考えすぎているのかもしれない。
たくさんの考え事に支配されて、何か重要なことを通過しているのかもしれない。
はっとしたときに最寄駅についている。心がコポコポ満タンになる音がする。
エナジーチャージ、完了。
つな缶
ぼくたちの家族
最近見た映画です。石井裕也監督の。
石井裕也さんが監督で演技派の池松壮亮さんが出ているとなれば、これは見なくてはとなり、Amazon primeで鑑賞しました。
石井監督はおかしの家、舟を編むなどの作品を世に出しています。特に、おかしの家の裏でぐぅたらしながら世の中を俯瞰している会話が印象に残っています。
毎日忙しく、止まることなく将来を憂いたり、お金がお金がと頭が動き続けている中で、お菓子の家の中にはふんわりと生きている人たちがいました。
ぼくたちの家族は母の病気の診断がきっかけで、家族1人1人が内に抱える問題が、表に出てきます。ガタガタと家族が崩れていく様子が伝わり、胸が痛く、先の見えない将来に不安さえ覚えます。
こういう家族、どこにだっている。
私の家族と照らし合わせて見てしまいました。
キラキラしていて、ハッピーで、いつも笑顔な家族。
とは全く対照的な家の中が描かれていました。
どんな結末になったのかは、みなさん自分で見て確認してください。
自分の家族に1度は思ったことや、口にしなかったことの代弁をしてくれたみたいです。
つな缶
ラーメンと正月太り
スポンジのように食べて、張り付くように寝ていた正月でした。
ムクムク頬のあたりがしてきたので、ダイエットします。
一ヶ月で2キロ落としたいです。
私の性格「飽きやすい」を利用したダイエット。
お気に入りのアイス、お菓子は飽きるから、やめとけと念じておく。
それだけダイエット。
一つだけ譲れないのが、あんこ。月餅だけは食べたいです。しゃーなし。これはお昼か朝ごはんの換算で食べます。
もし2キロ落とせたら、ラーメン食べます。ダイエット意味なし!
つな缶
平六餅とボンタンアメ
とある洋服屋さんのレジ前にボンタンアメの隣に置いてありました。
ボンタンアメの思い出は祖父母の生まれ故郷の天草の教会前にいたおっちゃんに、
ほれ、くいね。と一箱渡され、それ以降ほのかな甘みと柔らかさにはまり、イライラした時にポンと口に入れるのが好きで好きでたまらないのです。
そんなボンタンアメの隣にあった「兵六餅」パッケージのふんどしの人が目についたのと、お餅?!となったので衝動買いです。90円と安い駄菓子感。
うしろの製造会社をみてみると、ボンタンアメと同じ、セイカ食品でした。
1個目
あれ、オブラートかかってるねえ。
ん?磯?
なんでしょう、めっちゃうまいという感じではなく、舌の感覚と言語化が一致していないのです。決してマズイわけではないです。
二個目
んん?!?!?ん?
うまい。ボンタンアメの餅感、味は和風。抹茶、磯なとが入っています。
母
やばつ!はまる。これ、まじ、いいね、ボンタンアメだと甘いけど、甘くないキャンディ初めて。
とのことです。
明日、また兵六餅を買いに出かけるそうです。
つな缶