葉書
ネタがなかったから、国語辞典で出てきた言葉をネタに書いてみる。
葉書、はがき、ハガキ。
最初にこの漢字を習った時、「葉」を当てて書くことに何ら抵抗なく機械的に覚えていった。
調べてみると、「タラヨウ」の葉にキズをつけて書けることが由来だそうです。
へぇ。
小学校の頃は、お正月の年賀状をクラスの大半の人に送っていた。新年は年賀状を読むのにソワソワしたり、取っておいて後からまた読み返すのが好きだった。
葉書は最近だと、遠縁の親戚から頂いた海藻やら甘いお菓子やらのお礼にマメに書いている。
前日、叔母の兄弟が亡くなった。遠くに住んでいるので、駆けつけることができなかったが、私が何かがあるごとに送っていた葉書を棺に入れてくれたという電話をもらった。
デジタルでなんでもすませてしまうことが可能な世の中になったが、葉書は手に置いておくことができ、すぐに読み返すことができる。コンパクトにはならないが、温もりを感じることが可能だ。
たった52円くらいで、送れるメッセージ、葉書。
つな缶