ぼくたちの家族
最近見た映画です。石井裕也監督の。
石井裕也さんが監督で演技派の池松壮亮さんが出ているとなれば、これは見なくてはとなり、Amazon primeで鑑賞しました。
石井監督はおかしの家、舟を編むなどの作品を世に出しています。特に、おかしの家の裏でぐぅたらしながら世の中を俯瞰している会話が印象に残っています。
毎日忙しく、止まることなく将来を憂いたり、お金がお金がと頭が動き続けている中で、お菓子の家の中にはふんわりと生きている人たちがいました。
ぼくたちの家族は母の病気の診断がきっかけで、家族1人1人が内に抱える問題が、表に出てきます。ガタガタと家族が崩れていく様子が伝わり、胸が痛く、先の見えない将来に不安さえ覚えます。
こういう家族、どこにだっている。
私の家族と照らし合わせて見てしまいました。
キラキラしていて、ハッピーで、いつも笑顔な家族。
とは全く対照的な家の中が描かれていました。
どんな結末になったのかは、みなさん自分で見て確認してください。
自分の家族に1度は思ったことや、口にしなかったことの代弁をしてくれたみたいです。
つな缶