つな缶の中継ぎ

大学生 ぬるま湯に浸かったような人生を謳歌中 写真と映画が好き

達人

 手に取った本を読んでみた。

表紙と題名に惹かれたから。

 

バイトは接客とライターをやっていて、バレンタイン時期には短期で稼いだりと、学生の中ではワーカーホリックに分類される立ち位置にいる。

 

早朝から午前で1つ、午後からもう1つと1日で掛け持ちすることで、リフレッシュ&疲労軽減という1番働きやすいルーティンをみつけた。長期休暇には、平日3日このルーティンで動くと結構な額を得られるのだ。

 

 

 

バイトの達人 (角川文庫)

バイトの達人 (角川文庫)

 

 

 今とは最低賃金や労働条件が異なるが、作家たちの様々な働きかたや、面白いしエピソードが描かれている。バイトから時代を描いているようである。

つな缶

 

誰かを少し受け入れてみる

 仕事に生きる女性はかっこいい。何かに打ち込んでいる人はかっこいい。

 

主人公の女性はシェフ。厨房こそが自分の人生。とてもテキパキ、合理的な性格。

 

 

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とあるきっかけで、フランクな男性シェフが入ってくる。

性格が違いすぎて受け入れない&閉ざしまくりシェフ。

 

さぁて、2人はどうなっていくのか。

いつも性格が嫌いだから、ちょっと気にくわないからといって避けていた人を受け入れたくなる映画です。

つな缶

 

 

 

 

さぁ、2人の中は?自分の人生は? 

旅路

振り返り

夜行バスで伊勢市駅前へ

早朝から

外宮→バス移動→内宮→バス移動→近鉄伊勢市駅前→名古屋駅名古屋城ぷらっとこだま→東京駅

 

という順序て大変濃い2日間をすごせました。

 

一言では表せないけれど、日本人でよかったと思える旅であると同時に、母と初めて旅がでしました。

というのも、中学生になってから家の中が荒れ、高校生になってから冷戦、私がストレートで大学に行かなかったので、ずっと近場で軽く外食や行っても映画などしかしてきませんでした。

日帰りだと鎌倉は行きましたが、がっつり近畿まで行く旅行は初めてでした。

 

お参りの後の御朱印をいただくのが私の趣味になり、それがきっかけで母との会話や外にででいつもとは違う思い出を積んで、考えて楽しんで動いて成長して食べて、非日常の場所にいつもの自分たちを見ていてもらえる、そんな旅をこれから積んでいこう。

思い出すだけで、詳細に浮かぶ伊勢神宮の旅。

 

外に出れば、そこは旅。

1人でいけば、それは経験。

誰かといれば、それは思い出。

つな缶

 

 

徳川のおうち

ぷらっとこだまで帰宅するために、おかげ横丁からバスに乗り、近鉄の特急で名古屋まで行きました。

 

さぁて、5時間くらい暇です。

じゃ!名古屋城いこうかな、ということになりました。

 

観光バスに乗りこんで、到着。

どどーんとしゃちほこ。

 

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本丸御殿の屏風に感動いたしました。

お土産に金鍔かって、ホロホロいただきます。

つな缶 

 

 

おかげ横町

やってまいりました、おかげ横丁

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早朝にお参りを済ませたので、まだ空いていないお店もちらほら。

10時になると、お店の人たちが伊勢方向へ向いて、挨拶をしています。

伊勢おかげだからでしょう。

 

電車の中、街の広告、バスの中吊りなと、いたるところにあったのが、赤福

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美味でございます。いろいろ食べたので、伊勢うどんは次回伊勢神宮に行くときにしましょうか。

つな缶

 

 

 

 

移動して、内へ。

外宮を1時間くらいかけて、ゆっくり回った後、内宮へ。

 

おぉ!あの伊勢志摩サミットのときに各国首脳があるいた場所が!

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曇り空だが、だんだんと晴れてきそうな雰囲気。

ゆっくりと進むと五十鈴川の手水でお清め。

さぁ、正宮へ。階段から先は撮影不可なのです。

 

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そういえば!正宮へむかう途中、立ち入り禁止の場所に野生の鹿がいました。

なかなかお目にかかれない鹿なので、ラッキー。

 

やはり、さーっと心が清らかになった気持ちがします。風が爽やかに吹き(冷たい)、通り抜けています。

 

そして、正宮の後に荒祭宮へ。f:id:Tsuna268:20170209005822j:image

かなり、この場所が好きです。ちょうど屋根に薄ら雪が化粧しています。

太陽も出てきて、不思議な感覚になりました。

最後に御朱印をいただき、おかげ横町へ参るとするか!

行くだけで大吉。

夜行バスに乗って、早朝にバスを降りたら粉雪だった。日はまだ登っているかいないかのせめぎ合い。伊勢市駅前に人はほとんどいない。一緒に降りた乗客くらい。

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駅を背にして約160m進むと、伊勢神宮の外宮にたどり着いた。

参拝客はほとんどいない。凍てつく寒さと粉雪で、体の底から冷えてきそう。そう思って、夜行バスに乗る前にチーカマにかじりついた。

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木と空の調和と砂利道の音だけが耳に入る。寒さで感度が研ぎ澄まされている。

 

そう、いままで行きたかった、どうしても行ってみたかった伊勢神宮にいる。

非日常の午前中を過ごしている、旅 。

 

鳥居は灰色で、ひっそりと悠然と立っている。自然の中に。雪と早朝のイオンで、空気は綺麗だ。

急がず、大地を一歩一歩、踏む。

かつて、五十三次を駆けた江戸っ子たちの、ぬけ参り。

品川から最終地点の伊勢神宮は江戸の庶民の一生に一度の大旅だったろう。

たくさんの足跡を、わたしも踏んだ。

つな缶